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トレッキングで価値観の棚卸し

更新日:2024年8月5日


(写真:大汝山から剣岳を望む)



価値観を棚卸ししてみる。

 

富山へ出張で出かける機会が多く、いつも立山連峰をホテルから眺めながら、登ってみたいなーと1年ほど前から思っていた。

 

そして、非日常が好きで、変化を楽しむという価値観を持っている筆者は、自分軸の棚卸しと探求のために、やっと登ることを決め、バス予約や登山の準備などに動いたのである。決めた後の準備は何かとわくわくして動いた。プランニングそのものも好きなんだなーと思える瞬間でもある。

 

日々日々、天気予報を眺めていても登山予定その日は曇りばかり。雨天も覚悟しながら当日を迎えると、最高の天気に恵まれ、室堂平から、雄山へ向かい、そして無事に立山連峰最高峰の大汝山3013mへ登頂。

 

アルプスの非日常的な景色は心を弾ませ登山の気力を後押ししてくれる。そして、上に上がれば上がるほど景色は変化していき、頂上付近では、晴天の中、雲の上に浮かぶ富士山も見られたり、立山連峰の山々や、アルピニストには有名な剣岳も眼下にすると、“登った”という実感がこみあげてくる。これはまさしく“変化を楽しむ”という価値観が充足された瞬間でもあった。なんとも表現しがたいが、ガッツポーズも含め達成感を味わう感じであった。

 

ここで、自分軸についての話にちょっとだけ触れる。

自分軸は前向きに使いたいので、上述の“変化を楽しむ”という言葉では不足気味。なぜなら、“外から変化がやってきても楽しめる”からである。つまり受け身の価値観にもなりうる。なので、この場合、“変化を創り出す”という価値観にしたほうが100%自分の力によって前向きに動くようにセットされるし、外から来る変化を待たなくてよいのである。自分の価値観は“ポジティブ”に表現するほうが良くて、自らの力で達成していくいわゆるTarget Valuesにすることが大事なのである。そして、自分軸は言葉にすることがとても大事。その上で、その言葉にした価値観を実際に使って動いてみて五感を使って検証ししっかりと知覚し、自らがわくわくするものにしていきたいものだ。その価値観の言葉通り、動いてみて、わくわくしてくればTarget Valuesにふさわしいだろう。

 

今回の登山。筆者の場合、“動く”という価値観や、“新たなものを創る”という価値観もあるので、まさしくこの“変化を創り出す”という価値観は、今回改めて納得するものとなった。


やはりトレッキングは価値観の棚卸しにはいい。

アルプス最高!


大汝山3013m登頂。先には剣岳が。



 ↑雄山3003m



 ↑雪渓が残る室堂平~一ノ越


 

 

 

 

 
 
 

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