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17年ほど前、平山が企画実施させていただいたアサヒビールの「仕事人生節目の研修」と題したセミナーが、昨今流行りの自分軸セミナーの先駆けのひとつになっていると思われます。(プレジデント(2005年8.15号)掲載)
「自分軸」を再発見して、「自分軸」を発揮したあるメーカー生産部門の社員の話】
「子供の頃は、壊れたラジオやテレビをばらばらに分解しては、自己流で直して遊んでいた。仕事で一番うれしかったのも、入社直後に上司から、『制御盤を作ってみなさい』と言われ、寝る間も惜しんで作り上げた時でした。でもその後の日常ではそんなことは、すっかり忘れていたんです」
彼が、研修で悟った「自分らしさ」とは、「原理を追求すること」 「何かを組み立てること」 「新たなものを作り上げること」だったと言う。
彼は、研修後の翌7月には、〇〇の24時間△△システムの実験に思い切って着手。彼がこれに着手した理由はこれだ。これまで12時間が最良と言われていた、△△システムの時間を2倍に引き延ばす画期的な試みで、実現すれば新規の設備投資のコストを飛躍的に抑えられるなど大きなメリットがある。但し、失敗すればその間の製造ラインをストップさせることにもなりかねない。多くの社員は「二の足」を踏んで着手したがらなかったことだった。
それでも彼が始めの一歩を踏み出せたのは、この研修で本当の自分がわかったから。
・・・・・半年後の12月、24時間△△システムは実験上である一定の成功を記録。彼の自分らしさの発見が引き金となったこの△△システムはいま本格化にむけて動き出そうとしている。
(プレジデント掲載 2005年 8.15号)

記載人物のvaluesは
・原理を追求すること
・何かを組み立てること
・新たなものを作り上げること
であった。


自分軸セミナーは先駆け
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